我ながら美しい!3年育てた、レザーのパスケース

 やはり使い込んだ革製品の質感というのは、筆舌に尽くしがたい魅力がありますな。今回はそんな革小物が大好きな私の、革小物自慢。

 今回ご紹介するのは、かれこれ3年ほど使い込んでいる、牛革製のパスケース。外出時には肌身離さず持ち歩いている、まさに「相棒」とも言うべき逸品である。

 そのパスケースがこちら。

・使い込んで初めて拝める、この輝き!


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 いかがだろうか、この光沢・・・!たんにピカピカ光っているのではない、自然で、なんとも奥深い光沢である(この奥深さを再現できるだけの写真技術を持ち合わせていないのが、なんとも悔しいところ・・・)。細かい傷は多少ついているが、これも味。十二分に太く丈夫な糸が使われているおかげもあり、日ごろ尻ポケットに無造作に突っ込まれているにもかかわらず、ほつれ等はほとんどない。

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 色合いに絶妙なムラが生まれているのもポイント。角などのよく擦れる部分はやや明るめ、そのほかの部分はやや暗めのブラウンに、いい具合に変化してくれた。アンティーク加工では、この雰囲気は出ないんだよなぁ・・・。ホレボレ。

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 中はこんな感じ。左側の黒く画像編集している部分には、免許証を入れている。「いや、取り出してから撮影しろよ」と言われてしまいそうだが・・・これには事情がある。

 この窓には透明なプラ版?が入っていたのだが、使い込むうちにパリパリに劣化してしまった。もちろん修理に出せば直せるのだが、再び劣化するのが嫌だったため、このプラ版は取り外し、免許証をズレないよう軽く固定しているのだ。まぁ当然ながら免許証は取り出そうと思えば取り出せるので、正直面倒だっただけだが。

 右下の部分、割れたプラ版と擦れて少し傷んでしまったなぁ・・・。う〜む、多少は仕方ないか。

・マットな質感からの大幅変化。


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コレ、今回のパスケースと素材や構造はほぼ同じ。そう、実は今回のパスケースも、新品の時にはこの名刺入れ同様、かなりマットな質感だったのだ。それが3年の経年変化を経て、ここまで輝くようになるとは・・・!にわかには信じられない変貌ぶりである。

 お手入れとしてやってきたことと言えば、気が向いたときにアニリンカーフクリームを塗りこんだくらい。それも、ごくたまに。レザーアイテム愛好家から怒られてしまいそうだが、このパスケースはそんな扱いでも美しく「育てる」ことのできる、タフな奴らしい。・・・というか私の経験上、たいていの革小物はデリケートクリームとアニリンクリームがあれば問題なくお手入れできてしまう気がする。

・革小物は使い込んでこそ!


 と、いうわけで、如何だっただろうか。世の中いろいろな素材があるが、革以上に「使い込む喜び」を感じられる素材はないのでは。革はデリケートそう・・・と思われる方もいらっしゃるかもしれないが、よほど繊細な革を選ばない限り、ガシガシ日常使いしても全く問題ない・・・というより、ガシガシ使い込んだほうが味が出るくらいだ。

 皆様もぜひ、じっくりと時間をかけ、革小物を育て上げてみては如何だろう。きっとナンバーワンかつオンリーワンの、素敵な相棒になってくれるはずだ。